「カニの旬」と聞いて、真っ先に冬を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
確かに、年末年始や鍋の季節に食べるイメージが強いため、カニの旬=冬と思いがちです。
しかし、実際にはカニの種類や漁獲される地域によって旬は異なり、一年を通して美味しいカニが楽しめるのです。
この記事では、主要なカニの種類別に「旬」とされる時期や漁獲の背景を解説していきます。
まずはカニの「漁期」を確認してみましょう。
漁期は、そのカニがいつ水揚げされるかの目安であり、旬と密接に関係しています。
ズワイガニの漁期は長く見えますが、これは新潟・富山を境に漁期が東西で分かれているためです。
オスガニ | メスガニ | |
新潟県以北 | 10月1日~5月31日 | 10月1日~5月31日 |
富山県以西 | 11月6日~3月20日 | 11月6日~1月10 |
西日本(富山県以西)ではオスとメスで漁期が異なり、メスはオスよりも約2ヶ月早く終了します。
この背景には資源保護の観点があり、乱獲を避けるためにメスの漁獲にはより厳しい制限が設けられています。
ズワイガニは、日本海側や北海道、ロシアなどで漁獲されますが、地域ごとに水温や海流が異なるため、旬の時期もずれてきます。
日本海 | 12月~3月 |
北海道 | 4月~5月 |
ロシア | 4月~7月 |
冬にズワイガニを食べることが多いため、旬=冬というイメージがありますが、実際は場所によって大きなばらつきがあります。
ちなみに北海道やロシアでのズワイガニ漁は「流氷」が大きく影響します。
流氷が溶けることでプランクトンが豊富になり、それを餌に育つカニも脂がのって美味しくなるのです。
タラバガニの漁期は3月〜10月。その中でも、特に4〜5月ごろが最も美味しいとされています。
タラバガニはロシアやカナダからの輸入品が大部分を占めており、約95%が外国産です。
この時期はちょうどオホーツク海の流氷が溶ける季節で、プランクトンが増え、魚介類にとって栄養が豊富な環境となるため、タラバガニも甘みが強く、旨味が増すのです。
毛ガニには全国的な「旬」と呼べる時期が存在しません。
というのも、北海道各地で年間を通してどこかしらで漁が行われているからです。
たとえば、
春:オホーツク海・北方領土付近
夏:噴火湾
秋:釧路・根室海岸
冬:十勝・道東地域
といったように、地域ごとに毛ガニが旬を迎える時期が異なります。
また、毛ガニ漁ではメスの捕獲は禁止されており、オスのみが対象です。
さらに甲羅の幅が8cm以上でなければ漁獲できないという厳しいルールもあり、これは過去の乱獲による資源保護のために設けられた措置です。
花咲ガニは北海道・根室が主な産地です。
漁期は4月〜9月で、6月〜7月にはメスが産卵期を迎えます。
身は濃厚で甘みがあり、「蟹味噌が苦手な人でも花咲ガニなら食べられる」と言われるほど、香りと旨味のバランスが取れています。
ここまで、各カニの旬についてご紹介しました。
結論としては、カニの旬は種類や地域によってバラバラであるということが分かります。
とはいえ、現在の通販では旬の時期に漁獲されたカニを急速冷凍して提供しているため、いつでも美味しいカニを食べることができるのが嬉しいポイントです。
「カニは冬しか楽しめない」と思っていた方も、ぜひ季節を問わず食べたいときに楽しんでみてください。
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